山帰来 おかえりなさい小来川の桃源郷へ

山帰来の美味しさの秘訣

  • 株式会社栃木都市計画センターと株式会社NRSは、周辺の自然や地域資源を活用して中山間地・過疎地喫緊の課題を解消し、豊かな集落生活を再生させるため、小来川活性化計画「山帰来プロジェクト」を展開しています。その中の核となる蕎麦処「小来川 山帰来(さんきらい)」は、日光市南小来川の休耕田を造成し、地元杉材を使用したログハウス及び粉曳き棟を建築した他、敷地内に引いた清流で山葵を、付近の耕作放棄地約3haで蕎麦を栽培し、調理師免許を持つ地元若者を雇用し蕎麦職人として育成するなど、地元全面協力のもと小来川の"木材・食材・人材"に拘りました。
    店舗であるログハウスに使用したログ材は、樹齢約80年の地元杉材160本を新たに切り出し、日本屈指のログビルダー達がハンドカットしました。正統的・伝統的な工法と独創的な工法を組み合わせた結果、"凛とした"建物デザイン・室内空間が誕生しました。 私達はこれからも、過疎地に隠れた資源に光を当てながらも新たな景観や賑わい、地域の存在意義や価値観などを創出していきます。
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山帰来の美味しさの秘訣

  • シンプルで存在感のある骨太なログハウスながら漆喰を用いた日本的な趣や繊細さも感じられるデザイン、周辺の自然や景観と調和し引き立てあう低めのプロポーション、後背の山並みを意識した屋根勾配など。
  • 現代ログハウスの神様アラン・マッキーの薫陶を受けたログビルダー達が駆使する正統的・伝統的な工法(ダブテイルノッチ、ピーセン・ピース、ポスト&ビーム)と漆喰の組み合わせ、ダイナミックな構造体、ログハウスの宿命であるセトリングを専門的知識の集大成で解決。
  • いわゆる行政施策の空白地帯において一民間企業が取り組むことのできる地域活性化の新たなモデル、過疎地域における地産地消、地元雇用を促進するシステムとして提案・実施中。
  • 「ログハウスづくりは、自然環境に対する敬意と感謝を表す行為である/アラン・マッキー」を念頭に、土に帰る自然素材(杉材、大谷石、漆喰など)の多用化、余剰建築資材の有効活用と産業廃棄物の抑制(粉曳き棟の建設)、解体古材の積極的活用などのほか、既成部品を極力使用せずに素材から創り上げるなど、周辺景観との一体化や環境負荷の軽減に配慮。
山帰来の美味しさの秘訣 山帰来の美味しさの秘訣

施設概要


名称 小来川活性化計画 「山帰来プロジェクト」
所在地 日光市南小来川395-1
用途 飲食店 用途地域 都市計画区画外
敷地面積 3141.18㎡ 構造 木造
建築面積 160.76㎡ 階数 地上 1 階
延べ面積 147.06㎡ 高さ 6,625㎡
建築主氏名 株式会社栃木都市計画センター
設計者氏名 株式会社 栃木都市計画センター
株式会社 ユイ設計デザイン
施工者氏名 幾何楽堂
建築物竣工年月日 平成23年1月28日

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